1) ANDRITZダイナミッククロスフローフィルター(DCF)
KRAUSS-MAFFEI(ドイツ)社製 主にビール、酵母、医薬品インスリンの濾過装置
セラミックフィルターディスクを回転させ、固形分による目詰まりを防止しながらナノスケールまで濾過、製品の品質を大幅に向上させます

特徴
●フィルター面全体への均一な膜ろ過圧力により表面全体での完全な濾過が可能
●高粘度の濃縮液も可(最大3,000mPas)
●製品を優しく処理
●エネルギー消費は最大80%節約(従来のクロスフロー濾過と比較)
この設計は、濃縮液を循環させるポンプを使用せずに乱流クロスフローを生成します。
生成される壁面せん断応力は、従来のクロスフローフィルターで観測される値よりも50%高くなっています。
これにより、目詰まり層の形成が大幅に抑制されると同時に、ろ過速度が著しく向上します。
この利点は、高粘度の濃縮液を扱う場合に最も顕著に現れます。

用途例 ビールの醸造プロセスや医薬品のインスリンの濾過プロセス
例えば、ビールの発酵タンクからの酵母回収を行い、回収タンクに貯められるとオートリシスが発生し、その後分離されたビールはB級グレードになってしまいます。
ANDRITZのダイナミッククロスフローフィルター(DCF)により、発酵タンクからの回収酵母を直ぐに濾過し、酵母とビールを分離することで、ビールは元のビールと同じA級のグリーンビールとなり、発酵タンクに戻されます。
分離酵母も廃棄レベル、ピッチング酵母に適切なレベル、売却酵母レベルに分離して取り出すことで価値を高めます。ビールの醸造プロセスでは約3%のビール成分が回収酵母に含まれます。これの分離回収は大きな負荷価値を生みます。
特許
・酵母の早期回収に用いられるプロセス
・DCFを同一タンクのサイクルに統合する手法

